パーソナルトレーニングの流れ

1.カウンセリング(初日)

当院リハビリスタッフが利用者様のお悩みを聴取し、ニーズを明確に致します。

現在のお悩みやご希望などを、是非当院スタッフにお伝えください。

2.お身体の機能評価(初日)

利用者様のお身体の細かな評価を関節の可動性、筋肉の状況(強さ、反応の速さ)、バランス能力など細かく評価し、お身体の問題点を抽出します。

利用者様のお身体のタイプや動きの特徴に応じて問題点と対策方法を明確にしていきます。

3.トレーニングメニュー作成(初回評価後)

評価の内容から利用者様に必要なトレーニングメニューを作成し、トレーニングを開始致します。

当院では徒手による調整(関節・筋肉)、スラックレールやトレーニングマシンホグレル、パワープレートを使用した運動が中心となります。

4.トレーニング(徒手)(2日目~)

関節の可動域が狭い方は関節の調整を行い、筋肉の使い方に問題がある方は筋肉の調整を行います。

筋肉には身体の「深層にある小さな筋肉」と「表層にある大きな筋肉」がありますので、まずは深層にある筋肉を鍛えていきます。

ここではセラピストが徒手を使い、負荷をかけたり、反応速度を高めたりします。その後、「関節を安定させる筋肉」と「表層にある大きな筋肉」を鍛えて、バランスを整えていきます。

5.トレーニング(スラックレール)(2日目~)

当院では体幹筋を刺激する道具「スラックレール」を用いて、トレーニングを行います。

不安定で細いスラックレールの上に乗ることにより「軸」をキープするための体幹・バランスが鍛えられ、「軸」を意識する力が身につきます。

この「スラックレール」を使用することで、「軸」を保つために必要なインナーマッスルが強化され、全体的なバランス能力が向上します。

6.トレーニング(ホグレル)(2日目~)

ホグレルは筋肉の柔軟性を高め、関節の可動域を改善するためのマシンです。

低負荷で筋肉をリラックスさせながら反復運動を行うことを目的とします。

このホグレルによる反復運動を行い、柔軟性および関節可動域の改善を図ります。

7.トレーニング(パワープレート)(2日目~)

パワープレートは1秒間に25~50回の高速振動で全身の細部に負荷をかけ、短時間で効率的なエクササイズを行うことが可能です。

このパワープレートを使用することで「筋活動の活発化」「柔軟性の改善」「筋力およびパワーの向上」が期待できます。

8.評価(2日目~)

一通り運動が終了したら、再度評価を行います。

立ち易さや力の入りやすさを確認し、トレーニングの方向が間違っていないか、その都度評価を行っていきます。